【ニューバランス】スニーカーが汚れた!対処法と注意点を解説【濡れや壊れも】

お気に入りのニューバランススニーカー。履いているうちに、

うっかり汚してしまった…
あるいは「雨に濡れてしまった…」「壊れかけている?」と困った経験はありませんか?
ニューバランスはモデルごとに素材や作りが異なるため、間違ったお手入れをするとかえって傷めてしまうことも。
この記事では、ニューバランスのシューズが汚れた時・濡れた時・壊れた時の正しい対処法と注意点を詳しく解説します。

シューズを長く愛用するための参考にしてね!
汚れた時の対処法・汚れの落とし方
まずは靴の素材を確認する
最初にシューズに使われている素材を確認してください。
ニューバランススニーカーのアッパー(靴の上部)部分は主に天然皮革・人工皮革・織布の素材で構成されています。
靴を購入した際に付いてくる”シューズ取扱説明書”に素材が書いてあるので、確認してください。

※甲被…アッパー(靴の上部)のこと。
「説明書なんて捨てちゃったよ!」という方は、靴のタン(ベロ)と呼ばれる部分の裏側に型番が書いてありますので、その型番で検索してみてください。
何の素材が使われているか出てくるはずです。

基本的な注意点
汚れを落とす際に注意してほしいのは、どんな素材であれ「基本的に丸洗いはNG」ということ。
もちろん、洗濯機では洗えないので注意してください。

激しい色落ちや素材を痛める原因になるよ!
天然皮革の場合(スエード以外)
ウォーキングシューズの「MW585」などがこれに当てはまります。
天然皮革の場合、シュークリーナーを柔らかな布につけて、汚れを拭き取ってください。
スエードの場合
スエードとは「起毛感があり、なめらかな質感が特徴の生地」のこと。
人気モデルの「996」や「574」にも、このスエード素材が使用されています。

スエードの汚れの落とし方を簡単にSTEPごとにまとめると、
- 靴ひもをほどく
- アッパーの汚れを落とす
- ソール(靴底部分)をキレイにする
- スエード部分の仕上げを行う(防水スプレーなど)
となります。
ちなみに私が初めてお手入れしたときは、2時間半程度かかりました。
しかし、これは
- 自然乾燥させるのに計1時間程度かかった
- 慣れてないこともあり、調べながらお手入れした
- ブログ用の写真を撮っていた
などの要因で、意外と時間がかかってしまいました。

普通に慣れれば、手を動かす実働時間は30分程度で済むと思うよ!
スエードのお手入れ方法は以下の記事で詳しく解説しています。

人工皮革の場合
ウォーキングシューズの「550 v4」などが当てはまります。
人工皮革の場合、汚れ落としに用意するものは以下になります。
- 柔らかい布
- ぬるま湯の入った洗面器
- (汚れがひどい場合)シュークリーナー
そして、柔らかい布をぬるま湯に軽くつけてから拭くことで、汚れを落とします。
汚れがひどい場合はシュークリーナーを使って、きれいに拭き取ってください。
織布(合成繊維)の場合(ランニングシューズなど)
ランニングシューズなどのメッシュ素材がこれに当たります。
また、「574」などのスエード素材が使われている靴でも、全面スエードというわけではなく、合成繊維も使われています。
織布(合成繊維)の汚れの落とし方を簡単にSTEPごとにまとめると、
- 靴ひもをほどく
- アッパーの汚れを落とす
- ソール(靴底部分)をキレイにする
- 防水スプレーなどで仕上げ
というようにSTEP1~3まではスエードと同様にお手入れすることができます。
そのお手入れ記事はこちら
「【スエード】ニューバランス初めてのお手入れ!おすすめグッズで完ペキ【洗い方】」
なお、洗剤が残っていると変色の原因となるので、洗剤が残らないようにすすぎ洗いすることだけ注意してください。
スエードでは、最後のSTEP4でスエード固有のお手入れが必要になってきますが、織布の場合は単純に防水スプレーをかけてあげるだけで十分です。
自分で汚れを落とすのは面倒or不安な人は?

道具を揃えて、自分で洗うのは面倒…
ちゃんと汚れを落とせるかも不安だし…
という方は、靴の宅配クリーニングもおすすめです。
道具を揃えたり、調べたりするなどの労力をかける必要もなく、その道のプロが適切な方法で靴をキレイにしてくれます。
また自宅まで取りに来てくれるので、手間もかからず楽チンです。
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以下のリンクからぜひチェックしてみてください。
濡れた時の対処法
靴が濡れた際には、以下の手順で乾かします。
- インソール(中敷き)を取り外す
- 新聞紙を中に詰める
- 風通しの良い日陰のもとで乾燥させる
なお、新聞紙が靴内の水を吸収して完全に濡れてしまった場合は、適宜新しい新聞紙に交換してください。
乾かす際の注意点
直射日光・ドライヤー・ストーブで乾かすことは厳禁です。
変形などの素材劣化が起こる原因となるため、避けましょう。

靴を長持ちさせるためのポイントについてまとめた記事もあるので、参考にしてください。

靴が壊れた時の対処法
靴が壊れた(交換時)かどうかのチェックポイント
まず、靴が交換時かどうかのチェックを行いましょう。
チェックポイントは以下の通りです。
- アウトソール(靴底)は極端に擦り減っていないか?
- ソールが剝がれていないか?
- アッパー(靴の上側)がひび割れ・型崩れしていないか?
- 靴ひもは切れてないか(切れそうでないか)?
アウトソールの凸凹が平らな状態になってきたら、交換のタイミングの目安といっていいでしょう。

また、ミッドソール(靴底の中間層)に使用されるポリウレタンは、空気中の湿気などによって経年劣化(加水分解)していきます。
ソールが剥がれた場合も交換のタイミングです。

「アッパー(靴の上側)がひび割れ・型崩れしていないか?」も重要なポイントです。
下の画像のように、履き口の擦れや破れが見られた場合も交換の目安となるでしょう。

これらの状態になった靴に関しては、廃棄処分を検討してみてください。
捨てる際は、基本的には「可燃ごみ(燃えるごみ)」で出せる自治体が多いです。
しかし、自治体によっては分類が異なることもあるので、必ずお住まいの自治体の分別ガイドを確認した上で、処分してください。
靴の捨て方に関しては、以下の記事でも触れていますので参考までに。
「スニーカーもう捨てるしかない?不要な靴の活用法5選と正しい捨て方」
なお、靴ひもに関しては、ニューバランス公式の替え紐が販売されていますので、交換することができます。
靴ひもの状態をチェックして、必要なら買い替えてみてください。
まとめ:靴の素材ごとに適切な対処を!
ここまで、ニューバランスのシューズが汚れた時・濡れた時・壊れた時の対処法を紹介してきました。
愛用してきたシューズをこれからも長く使用していくためにも、この記事が適切な対処をとるための参考になれば嬉しいです。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
ニューバランスの用途別おすすめスニーカーをまとめた記事はこちら
